選ばれる理由事例紹介

業務削減

配車業務の自動化による
配車効率向上と
業務負担の軽減

株式会社紺野企業様

株式会社紺野企業 様

紺野企業様では配車業務が属人的になり、かつ、業務負担が大きくなっていることが課題となっており、その解決のために2022年5月に「配車頭」をご導入いただきました。

今回は、配車頭導入を決断した紺野企業取締役の紺野社長と、配車業務を行っている大山様に、導入の経緯や成果をお伺いしました。

課題と
背景

配車業務の属人化と、重い業務負担

——配車頭を導入する前は、どのような課題があったのでしょうか。

(紺野社長)
配車業務が属人化しており、担当者の業務負担が大きいことが課題でした。
そのため、担当者が万が一退職した場合のリスクが大きく、一方で新規採用も容易ではない点に常々頭を悩ませていました。

(大山様)
配車表を組むには、各作業の所要時間や状況理解などが欠かせません。そのため現場のドライバー経験が必須となってしまい新たに担当を育てることも難しく、私しか行えない業務になってしまっていました。他に代われる人もいないため、インフルエンザになった際には他の従業員が退社した22時ごろ出社し配車業務をすることもありました。

選んだ
理由

業務要件に応える細かなマスタ設定

——導入の決め手は何だったのでしょうか。

(紺野社長)
業務の自動化は、積極的に行いたいと前から思っていました。
その手段として世の中にAI配車システムが存在することは知っていましたが、産廃業界の配車は複雑性が特に高くシステムがフィットしにくいと耳にすることが多く、導入には至りませんでした。
そうした中で”産廃業界に特化”していると記載された配車頭の記事を偶然目にし、どのようなサービスか気になりすぐに問い合わせました。

配車頭の製品紹介を受けた際、車種・乗務員の指定のような配車業務に必要な機能が備わっていたことが導入の決め手となりました。

導入の
効果

配車効率向上と、労働時間削減

——導入してみて、どのような効果を感じていますか。

(大山様)
1日あたりの配車回数が約10%向上したことにより売上が向上しました、また、配車に余裕ができたため、収集業務の合間に二次搬出にも手が回る様になりました。
配車頭導入以前は二次搬出の手が足りずに私自ら搬出を行うことも多い状況だったのですが、現状ではドライバーが安定して二次搬出も行うことができるようになり、結果として工場の稼働率も向上できました。

配車頭導入により様々な面で業務を効率的に回せるようになったことで、会社全体で労働時間も削減されました。

私個人は配車業務以外にも日中は工場で業務を行うため、従来は工場から事務所に戻って配車表を作成する必要がありました。配車頭はパソコンさえあればどこでも配車業務を行えるので、事務所に戻る負担が減っています。
また、ボタン一つで完成に近い状態の配車表を作成することができるので、私は細かい最終確認と調整を行うだけで済んでいます。 
配車担当としては残業時間が月間で50〜60時間削減され、定時に退社できる日も増えてきました。

配車指示をスマホで自動で行えるようになったことで、ドライバーの業務工数も削減されています。
これまではドライバーの帰社後に口頭で配車指示を行っていたことで1時間ほど待たせることもありましたが、配車頭導入後はドライバーが翌日の自分の予定をスマホで確認し各自で準備ができるようになりました。図面が必要な現場は紙の指示書も併用しますが、それが不要な現場については準備工数の削減につながっています。
スマホの予定表には前回その排出場で回収を行ったドライバー名も確認できるので、初めての現場へ行く場合でもドライバー同士で円滑に情報共有が行えるようにもなっています。

社内業務以外でも、配車頭を利用することでお客様とのコミュニケーションが改善されました。
その日に受注を入れられるのかをすぐに判断してくれる「瞬間チェック」機能の活用や、先の予定もあらかじめ受注を登録しておく運用に変えたことで、お客様への受注可否の回答が大幅に早くなりました。従来はお客様への回答に1日かかるようなこともありましたが、電話を受けたその場で回答できることも増え、気持ち良いコミュニケーションがとれるようになりました。
自身の業務に余裕が出てきたことと相まって、お客様から相談を受けるような会話も増えています。

配車頭の導入を
検討されている方へ

導入を成功させるポイント

——導入を経て感じた、成功のポイントを教えてください。

(紺野社長)
新しい仕組みを入れる以上、一時的とはいえ従業員には通常業務以外の作業をお願いしなければならないので、その負担をいかに抑えられるか・既存業務との負担の兼ね合いをどう調整するかが大事なポイントでした。

(大山様)
配車頭の運用を開始するために、マスタ情報の登録や配車表の細かな調整が最初は必要でしたが、サポート体制が整っており、負担が極端に重くなることもなく行うことができました。

(紺野社長)
現在は配車担当と副担当の2名しか配車頭を使えていない状況なので、今後は配車頭を利用できる従業員を増やしていきたいです。
他の従業員は既存の業務で工数が厳しいため、既存業務の省力化・効率化にまず取り組まなければいけないので、それはこれからの取組みになります。
従業員を雇うことが容易ではないため、限られた人員の中で生産性向上を目指したいです。

株式会社紺野企業様

株式会社紺野企業 様

https://www.konnokigyo.com/コーポレートサイト

車台数

20台(アームロール車、パッカー車、ウィング車、ユニック車)

特徴

神奈川県綾瀬市を拠点とし、一般廃棄物・産業廃棄物の受入れ、収集運搬事業のほか、フラフ販売など、幅広い業務を展開している。

Company Profile

代表メッセージ
代表取締役 紺野 大三郎氏
快適で、より合理的な暮らしを享受したい。そして、より人間的な生き方をしたい。
現在、その思いとは裏腹にさまざまな生活環境が後退している傾向にあります。そして様々な経済活動を反映し、多様化し増加している廃棄物の処理と資源化と再利用が、地球全体のテーマとなっております。
このような状況の下で、より快適な生活環境を実現し、その保全と整備を、持続性をもって行うのが私たちの使命と考えております。私たちは最新の技術力と長年培ったノウハウを駆使し、人と自然とモノが調和した地域、そして地球環境の創造に邁進してまいります。
未来を見つめながら社員一人ひとりが努力し、地域の皆様や事業者の方々と一体となり、より良い地球環境を築くため決意と熱意をもって歩んでまいります。
皆様のご協力を得て、次世代に誇れる環境保全活動に貢献できるよう社員一丸となって研究開発に努める所存でございますので、一層のご支援ご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

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    富山市を拠点とし、産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業のほか、一般区域貨物の運送業務、重…

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