選ばれる理由事例紹介

業務削減

ドライバーの労働時間が
10~20%短縮され、
残業時間がほぼゼロに

株式会社シタラ興産様

株式会社シタラ興産 様

産業廃棄物の処理・リサイクル事業等を手掛ける株式会社シタラ興産様(埼玉県深谷市)では、2030年のIPO(株式公開)を目標に社内体制の組織作りを進めています。
その一環として、業務のDXに着手し、今年5月に「配車頭」を導入いただきました。従来ドライバーが感覚的に管理していた配車計画を、専門の担当者による配車頭を利用した計画作成に変更することで、残業時間の削減等の効果が表れているといいます。今回は、配車頭の導入を推進したシタラ興産常務取締役兼技術開発部部長の宮下様にその経緯や成果をお聞きしました。

課題と
背景

ドライバーが個々に配車表作成しドライバー間で不平等が生じていた

——配車頭を導入する前は、どのような課題があったのでしょうか。

従来は営業担当が顧客からの依頼を受け、その内容を配車ボード(ホワイトボード)に書き込み、ドライバーが確認して配車計画を作成していました。

配車計画を作成する専門の担当者もおらず、ドライバーの感覚を基に配車計画を作成していたため、「この顧客(排出現場)はこのドライバー」といった具合に特定の人がいないと配車できない仕組みが課題となっていました。

また、ドライバーが帰社してから配車計画を作成するため、必然的に残業時間が発生し、営業担当が顧客の連絡を受けてから返事するまでの時間もかかってしまっていました。

ドライバーの実際の業務時間の把握が難しい点も課題となっていましたが、個人の忙しさが数値データとして見える化できていなかったため、業務量の平準化が難しくなっていました。

選んだ
理由

他社見学で配車頭導入後の状況を間近で見て、サービスの有用性を実感

——導入の決め手は何だったのでしょうか。

配車頭というサービスに関しては2年程前から知っていました。当社も所属している日本RPF工業会の会員企業の施設を見学した際に既に導入しているサービスの一つとして配車頭を紹介してもらい、興味を持ったことがきっかけでした。

導入の検討段階では、他社のサービスについても調査をしましたが、廃棄物の収集運搬業務に特化した仕様となっている点等に魅力を感じ、配車頭の導入を進めました。

導入の
効果

ドライバーの労働時間が約10~20%短縮

——導入してみて、どのような効果を感じていますか。

まず、配車計画作成に係る時間を減らすことができました。また、AIが最適な配車計画を作成することで配車効率が上がったため、実際の業務時間も短縮することができ、現在では残業もほぼない状態が続いています。

改めて集計したところ、従来の配車計画と比較して、必要とされるドライバーの乗務時間が約10~20%短縮できていることが分かりました。これまで自社で対応できない依頼は、協力会社に依頼していましたが、業務時間を短縮できたことで、自社で対応できる部分も増えました。

配車頭には、顧客からヒアリングした排出現場等の情報が記録されているため、ドライバーと事務所との間での情報共有も容易となっています。各ドライバーの配車予定や業務内容といった情報も共有できているため、業務量の平準化も実現できましたし、「この顧客(排出現場)はこのドライバー」といった状態を解消することができたのも大きな成果です。

これまでは排出現場までの地図や配車予定を印字してドライバーに渡していましたが、配車頭ではドライバーが持つスマートフォンでそれらの情報が確認できるため、ペーパーレスにも繋がっています。

配車頭の導入を
検討されている方へ

導入を成功させるポイント

——導入を経て感じた、成功のポイントを教えてください。

導入当初はドライバーからの反発もありましたが、元々ドライバー業務に従事していた人物を配車計画作成の担当者として据えることで、従来より現場側に蓄積されていた経験知をうまく取り込みながら配車頭の導入を進められるように工夫し、実務で利用可能な納得感のある配車計画を作成できるようになったことが成功のポイントだったと思います。

現在は、配車頭を利用できる人材が限られていますが、今後は事務職員全員が配車頭を扱えるように教育していきたいと考えています。それによって顧客の問い合わせに迅速に対応できるような体制を整えたいと思っています。

今後は営業担当が得た顧客の排出現場・内容等の情報を即座に配車頭へ登録できるように業務フローを変えていく必要もあるので、既に着手していますし、さらに配車頭の導入によって得られた効果を追加検証し、数値データとして社内外に示していきたいと考えています。

ドライバーごとの業務量の見える化を達成することによって、業務が特定の人に集中することもなくなり、実際にドライバーからの不満も少なくなっているように感じていますし、業務時間の短縮によって、今後は受注件数もこれまでより増やしていける可能性がありますので、通常期に不要な残業を減らし、繁忙期には少し残業をしてもらうような計画的な対策も立てやすくなります。

また、配車頭を利用して配車計画を作成していても、急な当日のトラブルに対応をしなければならないこともありますので、配車計画のベースを配車頭で作成し、管理者・ドライバーが連携した上で柔軟に対応していくことも重要だと思っています。

社内業務のDXに関しては配車頭の導入がその入門編となります。この成功を皮切りに他の業務分野のDXにも取り組んでいきたいと考えています。

株式会社シタラ興産様

株式会社シタラ興産 様

車台数

22台(コンテナ車、平ボディ車、塵芥車、大型ダンプ車など)

特徴

埼玉県深谷市にある中間処理場を拠点に、多様な車種を保持し、幅広く廃棄物の収集運搬と中間処理事業を展開している。またアジア初のAIロボットによる選別システムを導入。

Company Profile

代表メッセージ
代表取締役 設楽竜也氏
令和元年。新しい時代の幕開けと共に産業廃棄物処理業もまた革新を求められています。
循環型社会、また低炭素型社会が叫ばれる中で最後の砦としての役割を担うだけでなく、先進的な技術を取り入れて他産業との連携、共生を図り社会に溶け込んでいかねばなりません。
当社もまた社会の発展に伴い増していく期待を受けて、常にチャレンジ精神を忘れず新時代にふさわしい産業廃棄物リサイクル工場となれるよう、新たな時代のその先まで走り続けていく所存でございます。
グループ一同、感謝の心を忘れずに社会に貢献し愛される企業を目指し限りない努力を続けて参ります。

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